名前の練習
一生で一番多く書く文字は、おそらく自分の名前でしょう。
ところが、誰もが一番難しいと感じる文字も、自分の名前なのです。
本当にやっかいですが、何よりも大切なお名前です。
これから毎回練習をして、それぞれ一番得意な文字にしてしまいましょう。
初回は、「起筆、止め、はね、払い」に気をつけて書いてみました。
少しの気の持ちようで、見た目が大きく変わりましたよね。
次回は、それぞれの漢字のポイントをおさえましょう
そして3回目は、漢字の中心を意識して書きましょう
あとは手が覚えるまで繰り返し練習することです。
一緒に頑張りましょう!
嬉しかったこと
「失敗した…」「あ!間違えた!」
教室では、ペンは当然のこと、鉛筆でも消しゴムは使用不可です。
ご本人はとても悔しい思いをしていることでしょう。
でも、その失敗はとても大切なことなのです。
どこをどう失敗したと思うのか、わたしは尋ねてみます。
すると、みなさん照れながらも的確に答えてくれます。
それは頭に、理想とする美しい字がイメージできていないとわからないことです。
ちゃんと自分で考えて、一文字一文字書いてくれているんだなぁ!
教室が開講して、まだ2ヶ月しか経っていませんが、
みなさんが確実に前進していることを感じて、嬉しく思っています。
10月課題 (大人)
ペンの光(増刊)・果櫚 の10月課題です。
つけペンを使用しています。
文字の大きさに注意しましょう。
漢字の大きさが5なら平仮名は4ぐらい。
平仮名の中でも「こ・め・と・ら・る・さ」は、さらに小さく書く文字です。
これらを覚えておくだけでも、
メリハリのある美しい文章を書くことが出来ます。
10月課題 (小学1年生)
学年習字10月号、小学1年生の課題です。
鉛筆は2Bを使用しています。
「夕」は漢字なので大きく書きましょう。1画目と2画目は、最後まで
しっかり元気な線で払いましょう。
「や」は1画目の起筆の位置と、収筆の跳ね上げる位置を同じ高さにしましょう。
「け」の縦画は左側より右側を長く書きます。
「こ」は少し小さく書く字です。
ポイントはたくさんありますが、
小学生は、「止め・はね・払い」に気をつけて元気に書く事が一番大切です。
筆の持ち方 (毛筆)
筆の持ち方を練習しました。
筆の持ち方は2種類あります。
親指、人差し指、中指の3本で筆の軸を挟むように持つ方法。硬筆を持つ
時と同じ方法です。
もう一つは、人差し指と中指の2本を筆管の全面にかける方法です。
自分が書きやすい方で書いてもらって大丈夫ですが、
どちらにしても筆を堅く握り締めないようにすることが大切です。
背中を伸ばして、肘を上げ、体全体を使って書きましょう。
大きく元気に書けました。
この調子で楽しく書いていきましょう♪
受講頂きありがとうございました。
平仮名の練習 (大人)
大人の方の平仮名の練習です。
特徴が同じものを集めて、順番に練習していきます。
まずは結びの形が三角のものと、魚の形のものから始めました。
「な」は逆三角形になるように仕上げます。
1画目は右上がりに。結びは三角にしましょう。
「は」や「ほ」は四角形になるように仕上げます。
左の縦線よりも右は短めに。結びは魚の形にしましょう。
どの字にも共通することは、結びを大きくし過ぎないこと。
そうすれば、あか抜けた大人の字に仕上げることが出来ます。
この調子で頑張りましょう!
受講頂きありがとうございました。